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グリーンショップ・フラワーショップの難しさ

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グリーンショップ・フラワーショップの難しさ

花や植物の知識はあるが売り方を知らない

  • どれだけ花や植物の知識を持っていたところで売り方や集客の方法を知っていなければビジネスとしては成り立ちません。他のビジネスに比べると花屋さんを開業する初期費用は他の業種と比べると少額で済みます。そのため簡単に開店することが可能です。そのため、フラワーアレンジのスキルや花や植物に対する知識に自信があるだけで開業してしまうケースも少なくありません。
  • もちろん店舗のデザインなどにこだわり、集客力のある立地で開業するとしたらなかなかのお金もかかってしまいますが、花屋さんというのは花とハサミさえあれば開業できます。その手軽さゆえに、フラワーアレンジのスキルに自信があるだけで開業してしまうことも多いようです。
  • 結果として、ビジネスや花の売り方を理解していないせいで、リピーターがつくこともなく固定客と言えるお客様もなく、ただ店頭に来てくれている人に言われたものを言われるがままに販売しているだけ。これでは数年後には閉業せざるを得ないでしょう。
  • 花に限らずものを買っていただくためにはそれなりのノウハウが必要です。
  • 今の時代の販売業の問題点を自店に当てはめてしっかりと分析し、しかもそこを考え倒して行動に移すことができる店になる必要があります。

商品のレバレッジが効かない

レバレッジとは少ない労力で最大の利益をあげることができるかどうかということです。

『そんなことは望んでいない』と言われる方もいらっしゃるのかもしれませんが、これは結構大事なことなんです。

花の需要というのは季節に応じてかなり増減します。

例えば母の日などは一年間の売り上げの半分をそのシーズンだけで売り上げてしまう店もあるほどです。また、お盆やお彼岸などの仏花を中心に販売しているお店であれば普段は売り上げが少なくとも年に6回ほどの山場に合わせてしっかりと営業をされています。

このように自分のお店ではどういったものがよく売れているのかをしっかりと分析できているお店であれば、どのシーズンに力を入れて増員するべきかということが計算できますし、そのための準備もできています。

しかし、ほとんどの花屋さんは毎日の販売に一喜一憂しながら1年中同じような営業スタイルのため、母の日や卒業式シーズンなどの花屋さんの繁忙期に臨時にアルバイトやパートを雇って人件費を普段の何倍もかけてしまいます。当然、繁忙期には仕入れの量も増えますし、資材を発注することも多くなります。結果としては注文はたくさん受けたけれど人件費と慣れてないスタッフの教育などに時間を取られミスをし、計算したら利益はそれほど出ていないこともあります。

これでは要するにレバレッジが効いていないからなんです。

工場で何かを生産するビジネスモデルの場合、たくさん生産したら原価は安くなっていきますが、花屋さんの場合はそうではありません。花の仕事は基本的に手作業でおこなわれるため、商品の価値と時間などの手間の部分が数量に比例して大きくなっていきます。

売上げと利益のバランスをしっかりと考えて適切な人員配置などをおこなえば販売数に応じてバランスの良い利益を獲得することが可能になります。。

仕事の受け方が受動的

お店を出店してからはどんなお客さんが来てくれるのだろうとワクワクする気持ちになります。誰だってそうだと思いますし、素敵な未来を想像するからこそお店を出店してみようと思うはずです。

それに加えて、どういったお客さんをターゲットにしようか、集客はどのようにしようかとしっかりとイメージをして行動に移し、継続することができればその店は続いていくことでしょう。

しかし、多いのがオープンすれば勝手にお客さんが来てくれるだろうと考えていらっしゃる方です。これには全く根拠がありません。オープンしたては真新しさを感じてお客さんが来店してくださったり、母の日などのイベント時にはそこそこの売上げが見込めるのかもしれませんが、そういった営業スタイルでは長くは続きません。

開店して1ヶ月も立つと店の前を通る人は見慣れてくるでしょうし、イベントのないシーズンになるとぱったりと売上げが上がらなくなる。これはお客さんが来てくれていたという受動的な理由で売上げが立っていたということに他なりません。

これを解消するためにはしっかりと年間の販売スケジュールを立てたり、顧客管理をしたり、商品の構成を考えたりする必要があります。

これら3つのことをしっかりとおこなう事によって無駄な仕入れをおこなう事がなくなり、自発的な売上げをあげることのできるお店になります。